Bloodstained: Ritual of the Night
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悪魔城〜ではシモンとか、おっさん?おにいさん?が主役だったけど、例の「くにおくん」シリーズと同じく、こっちも最新作では「ミリアム」という女の子が主人公。 いわゆる「メトロイドヴァニア」というジャンルのゲームだが(メトロイドのように、横スクロールで、レベルをあげたりアイテムを獲得することで頭つかってマップを攻略していく、アクションゲームのこと)、もう1mmもゆるがない「ザ・王道・メトロイドヴァニア」で、Steamのとあるレビュアーのラーメン屋でラーメンを頼んだらラーメンが出てきたそのままのゲーム。 レベルデザイン(難易度)もゲームシステムもマップも本当によく練られており、この手のゲームが好きな人は「そうそうそう!こういうのがやりたかったんだよ!」そのまんまで最高だと思うのだけど、自分はマップ踏破率60%くらいで飽きてきてしまった。 これはこのゲームが悪いってんじゃなくて、このジャンルのほぼ宿命だけど、序盤こそ、レベルも選択肢も少ないので、その中でいかに攻略するかという、アクション要素が強いため、歯ごたえを感じるが、中盤はレベルも上がればアイテムも便利になり、また「新しいアイテムを取ったから、今までいけなかったあそこに行けるぞ!」が出てくる。そうすると、ザコ敵を倒すのが「アイテムゲット」「レベルあげ」「カネ稼ぎ」というRPG要素のほうが強くなってきて、敵を苦戦しながら倒す喜びが減ってきてしまう。簡単に言うとバトルが「作業」になるんだよね。
結局、一番燃えたのは最初のボス戦だったなーってなって。それでもあとちょっとでクリアだから、クリアまではがんばろうなかなーって思ってたけど、今朝ふと「これ以上やる意味、自己満足以外になくないか」ってなって、「もうじゃあ、これでおしまいってことで」ってなった。
ゲームとして評価高いのわかるし、悪いところ特にみつけられない、素晴らしい作品だと思うけど、要するに自分ってとことん「ゲームに向いてない」んだと思った。ゲーム、疲れるし......。